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取手 坐骨神経痛

腰やお尻、太ももの裏側、ふくらはぎまで痛みやしびれを感じることがあります。

この症状が「坐骨神経痛」と言われるものです。

坐骨神経は、お尻から足先にかけてはしる人の神経の中で一番太くて長い神経で、この神経が背骨~骨盤~お尻の筋肉のどこかで、圧迫されたりして出る症状と考えられています。腰椎椎間板ヘルニアなどの疾患が原因の場合は、病院で適切な治療が必要ですが、明らかな疾患以外は、日常生活や加齢、運動不足などが原因でお尻の筋肉がこり固まったり、関節のバランスが崩れたりして生じている場合がほとんどです。

このような原因で生じる痛みの場合は、日常生活の見直し、ストレッチやトレーニングで改善できる可能性があります。

まず、「坐骨神経痛」の症状が現れる疾患、原因についてご紹介します。

坐骨神経痛の原因は以下のようなものがると考えられています。

1.腰椎椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)

2.腰椎すべり症(ようついすべりしょう)

3.変形性腰椎症(へんけいせいようついしょう)

4.脊柱管狭窄症(せきちゅうかん きょうさくしょう)

5.梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)

6.仙腸関節障害(せんちょうかんせつしょうがい)

7.筋肉の緊張

今回はお尻の筋肉に特に関係してくるものを詳しく見てみましょう。

梨状筋症候群

症状:梨状筋は骨盤の後ろ側の仙骨と大腿骨をつなぐ、深い部分にある筋肉(インナーマッスル)です。

お尻の上の方、外側のくぼみ周辺に鈍痛、しびれが出ます。

原因:仕事や運動でストレスが加わり発症することが多いようです。

こり固まった状態をそのままにしておくと慢性化してしまいます。

筋肉の緊張

症状:お尻や太ももの筋肉のがこって痛みやしびれが発生します。

原因:立ちっぱなし、座りっぱなしの状態、脚を組むくせなどの生活習慣で腰の筋肉が緊張、疲労し

硬くなり痛みやこりが引き起こされます。 妊娠による体重増加、ホルモンバランスの乱れが

原因の場合、近年、精神的ストレスも関係があるといわれています。

腰痛をお持ちの方は非常に多いですが、いざ受診してみると明らかな異常がみられなかったという経験を持ちの方もいらっしゃると思います。治療が必要でない腰痛の場合は、加齢、運動、日常生活での姿勢、体の使い方の癖などが原因で発症し、その状態を放置していると、こり固まり、慢性化してしまいます。お尻の筋肉は腰や脚へつながる筋肉群があり、それらをほぐすことで痛みが改善する可能性があります。ぜひ、ストレッチやマッサージでほぐしてみましょう。

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