足のしびれからくる原因として3つのキーワードがあります。
1つ目の原因として「体調不良」です。「動脈硬化」「脳卒中」「頚椎病」「腰痛」「自律神経の不安定」などの色々な病気が原因で起こるものです。
そして、この体調不良が原因で手足がしびれる症状が現れることがあるのです。
また、糖尿病の患者さんにも手足のしびれが出る場合があります。これは糖尿病の治療方法の一つである食事療法で、
食事制限をやり過ぎた場合に出やすいようです。
2つめは「カルシウム不足」です。よく短気な人は周囲から「カルシウムが足りない!」と言われたりします。
それはカルシウム不足だと不安定な気持ちになりやすいからです。そしてカルシウム不足でも足がしびれる症状が出ることもあるのです。
このときの足のしびれは、牛乳やチーズなどの乳製品、小魚やレバーなどの摂取量を増やせば改善されます。
3番目のキーワードとして妊婦さんがあります。
これは妊娠で大きくなっていく子宮によって、下半身の神経が圧迫されてくるためです。
このため胎児が成長するに従い、これらの症状も重くなりやすいようですので問題ないです。
(足のしびれの原因と対策)
足のしびれの原因として2つのタイプがあります。1つ目のタイプは、神経性のしびれです。
神経性の足の痺れは、その名の通り、どこかの神経が圧迫されたりして出る症状です。
この場合、椎間板ヘルニアや上半身の神経の病気が疑われます。2つ目は血管性のしびれです。
これは血管内に何らかの障害が生じたため、血流が悪くなり足の痺れが起きるというものです。
また足の痺れと言っても、痺れている部位は様々です。
足の裏であったり、甲であったり、かかとであったり、指であったりと色々です。
そして、痺れている部位がどの部分かでその原因も違ってきます。
生活に支障をきたさない程度の足の痺れはあまり気にならないでしょう。
そのため、軽視して放置されがちになります。
しかし、その足の痺れの症状が良くならなかったり、ずっと続いたりする場合は必ず病院で診てもらいましょう。